どこで生きても、とは思いますが

幼い子を迎えに門をくぐると、年上のランドセルに向かって、教師が「おかえり」と、声をかけました。

確かに、年上もここの卒園生。顔も名前も見ただけでまだ覚えられています。でも、こんにちは、でもなく、久しぶりだね、でもなく、おかえり、なんて。学校帰りだからそう言われただけかもしれないけれど、この園舎におかえり、みたいに聞こえて、真意はわからないけれど、とてもすてきな言葉にひびきました。

ここは、都会からはほど遠く、田舎というには活気がありすぎる。春先に、三人め妊娠て、数多すぎだとびっくりしたのは私だけで、周りはよかったじゃない、と数には反応しなかったぐらい、子どもだらけ。。あ、田舎てことですか。

私の生まれ育った街は、あのカッパが出るとこではなく、いま、住みたい街ランキングで常連上位。誰もがおしゃれだなあと感じる、かな。成人してから都会へ、はあるけれど、意にそまず、田舎に来るて体験は、あまり聞かないからどう感じられるかわからないけれど、正直、びっくりするぐらい不便。。来た当時は、降りた駅ごとにスイーツ専門店がないのが不思議で、みんなは普段、いや毎日、家での団らんをどうしてるの?ときき、日本人ならたまに、和菓子買えばいい!と、真顔で返されて甘いものが天敵の私は帰りたい!と叫んだ(洋菓子は自分でもいけるもの等、コツを身に付けていた)ことも。ズレているけれど、以来、マリーアントワネットを安易に批判なんかできない気がしてます。育った環境と違うのは、どうしようもない。。

地域に決まりが多すぎて、忙しくていちいちできるか!ともめることも気をつかいすぎて、こちらが引きこもりになってしまうことも多数。この若さ?で、親がしたこともない行事に、私が1人でやりきれるわけが、ないです。

結果、うつに不安症、慢性疲労症候群、夫と話すと右手にじんましんが出るという、えらいことになってますが、生きているだけ、私は御の字です。早く心からそう思うことができれば、こんなん全部治るんでしょう。

話がそれすぎましたが、田舎も、大変だけど、でもだから、朝から挨拶が絶えないし。学校と提携?しているとはいえ、畑から今朝も旬の野菜を戴きましたし。


私のいたおしゃれなとこは、その代わり、1人、ひとつでも周囲と違うことをやれば、小2ぐらいから立派にいじめたおされます。いや、昔はそうでした。いいことでも、よくないことでも、平均からずれると、教師が音頭をとって、へんなの、へんな~の!と、言われ続けて、無視になります。

今はそんな世の中ではなし、おしゃれなまま、いじめに足の引っ張りあいなんかは消えている、街に成長していることを信じます。

それなら土地勘あるぶん、帰りたいですが。。。