久し振りに読書したら

わあ、久し振りに読書して、感想文書いたと思ってたら、別のページにアップしてました~。。

ついていけてないな。。今の機器に。。


読んだのは、こころ。偶然というか。大昔初めて読んだときは、あまりの暗さが重く、遺書が長すぎるのにドン引きして、それからあまり、よみかえしたくなかったんです。

今回、軽く目を通しただけなので、無茶苦茶かもですが、kさんは、先生の行為で自殺した訳ではないのでは?そりゃ、確かに引き金はひきました。けれど、理由はそれじゃなく、求道者として迷いすぎて、決めたのかなと。浄土真宗にルーツをもつのなら、恋も含めての自分形成はできたろうに、何だか勿体ないですが、生真面目すぎというか、若すぎたのかも知れません。

それからしたら、先生は、エゴだらけです。最期まで、ヒトの一大事に、自分のことを理解してみたいな長い遺書を。結局、そこまでした奥さん1人すら、幸せにできなかったんですし。
でも、彼が悩む彼のエゴを、一々悩んでいたら、人類なんか全部、同じように死なねばなりません。明治の精神かもしれません、殉じる気持ちも本物でしょう、だけど、きっかけをそこに求めただけともいえます。

奥さんに打ち明けたら、違っていた。彼が傷つけたくないなんていうのは、そここそエゴです。自分一人のアタマの中だけで結論だしたりして、kのアタマのなかを、本気で想像したでしょうか?自己満足なんじゃないかなあ。。遺された奥さんにはどうしろと。


責めてばかりで申し訳ないですが。。明治のインテリ男性てこんなんかもしれないけれど、、、今の考え方すぎるかもだけど、、、1人の自己満足、完結させてどうするの、悩むならはっきり自分のエゴを引きずり出して見つめる勇気が要る、と思います。。