記憶を繋ぐ糸曲

寝付けなかった夜、唐突にCMソングがアタマを流れました。

何故急に流れたかはしりませんが、それは私が幼い頃、父親の職場、というか店舗でひっきりなしにかかっていたものでした。父親連れでそんな店舗に出掛けることはあまりなかったかもしれませんが、まああの曲がかかっているうちは、ずっと昭和テイストの、あか抜けない感じなんだろうな、この店は、みたいなことを考えながら、エスカレーターでピョンピョン遊ぶ子どもでした。

見事にいまはそれ、聴けません。YouTubeとかある意味余計なものがなければ、もう記憶のなかで色褪せる一方だったはず。検索して、2回聴いたところです。

毎日考えない日は全くない、17年間。振り返ったら、やはり、母親以外は大好きです、母親も歳をとったろうと、心配です。

でも、自分の生育歴考えますと、今のようにするしか、方法がありません。2度と逢わないけれども、本当は大好き、それでいいんだ、と思っています。嫌われているのも、仕方ないです、向こうの気持ちなんだから。わたしは育った家庭や故郷がいつまでも大好きです、寂しいときはまたこっそり曲を聴くとか、、便利な時代なんでしょうか?繋がらない人には何したって逢えないツールですよね。でも、30年ぶりぐらいに聞き返せて、ああ、私やはり、あの家庭で育ったんだ!と、記憶に裏付けとれたみたいで、うれしいです。

寂しいときは聴いていきます。